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リネージュ2裏技情報局

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グランドオリンピアードシステムの行方 次期アップデートは不遇職を救うのか!?(4)

前回までで

ファーストスローンのオリンピアードの

職別相性と序列の変化について大まかに話しました。

 

今回は予告通り

S80装備、S80アクセ、ボスアクセ、スキル構成からみたオリンピアードを掘り下げていきます。

 

ファーストスローンオリンピアードは

じゃんけんシステムの推進にあると導入部分でお話しました。

じゃんけんシステムを作るのは職性能の相性です。

職性能とはスキル構成、基本ステータス、マスタリー装備で決まっています。

そして最も重要なのはスキル構成であり

そのポイントは各職に与えられたデバフ、異常状態スキルにあります。

 

まずはそれらに対抗できる手段についてです。


 


現在、状態異常耐性を得る事ができる方法は

ボスアクセ

防具セット効果

パッシブ耐性スキル

アクティブ、トグル耐性スキル

染料によるステータス増加

OP武器による耐性バフ付与(メンタルシールド)

です。

パッシブ耐性スキルは

ヘルス、ウィズダムのみでこの2種類自体はほとんど効果を実感できません。

染料による耐性増加ですがCONを上げてスタンを防ごうとしても

残念なことに盾スタンクラスのスタン攻撃は中々レジストできません。

ウォーフレンジー、フォーティチュードのようなトグル耐性スキルも

SEチャンスが当たり前の現在ではそれ単体ではほとんど効果が無いといっても過言ではありません。

唯一ライオンハートだけは強力な耐性効果を実感できるといえるでしょう。

また防具のセット効果に付与されている異常状態耐性も耐性値が高く

かなりの効果を実感できます。

ボスアクセの一部も極めて高い耐性を持っています。

具体的にあげると

ヴァラカスネックレスの睡眠80%耐性

バイウムの毒80%耐性

アンタラスの出血80%耐性で

これらを装備しているとほぼその状態異常にはかからないと思っていいでしょう。

またフルアクセ状態(ヴァラカス、アンタラス、ザケン、バイウム、QA)だと

 

睡眠80% 出血140% スタン100%、沈黙100%、毒140%、ルーツ100%の状態異常耐性を持ち

 

これらのデバフはほとんど効かない状態になります。

これがハイエロファントを最強に押し上げ、オリンピアード階層を作り上げた最大要因でもあります。

 

そして状態異常耐性は50%を超えていないと実用的ではないということが

すでに20ヶ月に及ぶオリンピアードのデータからもわかっています。

 

わかりやすく言うと

スタン、沈黙耐性のためにザケン一つを装備していたとしてもシールドスタンクラスのスタンや

シールドスラム、サイレンスチャンスSE等はかなり食らってしまうということです。

 

ルーツもメンタルシールド一本だけは防げません。

メンタルシールド+バイウムやメンタルシールド+インペリアル重セット、ナイトメア重セットあたりを

用意しておかないと+10クラスのチャンスSEをしてきている相手に対しては厳しいです。

ほぼかからないところまで耐性を上げようと思えば

やはり80%は必要だといえます。

 

なぜボスアクセが高いのか?なぜオリンピアードの雌雄を決するポイントになっているかというと

この状態異常にかからないことがじゃんけんシステムを壊すことになっていると

トッププレイヤー達はしっているからです。

 

ハイエロファントが仮にボスアクセ無しでスタンに抵抗しようと思えば

マジェスティック重をきるしかありません。

しかしマジェスティック重の防御力では高火力前衛の攻撃には耐えられないでしょう。

インペリアル重にすればスタンを食らってしまい一気に追い込まれます。

またバッファー系は毒出血を食らうと治療が出来ず思わぬ痛手になります。

グランドカバタリやデュエリストもシールドスラム、カースオブドゥームを食らえば殴るだけしかできません。

純召喚職はスタンに抵抗する為にアルカナローブをきる必要が出来き

その状態では高火力アタッカー相手ではとてもヒールがおいつかないでしょう。

 

過去、オリンピアードが始まった当時、まだまだボスアクセは一般に普及しておらず

強力な、ある種反則的な能力のデバフを持った職が非常に強い時機がありました。

ですがボスアクセが浸透してくるにつれ

このような攻撃はほぼ無効になり

現在は、単純に強いか、硬いか で勝敗が決するごり押しオリンピアードに変わってきました。

 

そしてこのシステムを一旦リセットするため

ファーストスローンでは

ボスアクセの耐性に関する能力を大幅に変更しました。

ではまずそれを確認します。

 

ヴァラカスネックレス

スリープ抵抗 40% 増加,スリープ攻撃確率 40%増加

 

アンタラスイアリング

 出血抵抗 40%増加,出血攻撃確率 40%増加,スタン / サイレンス抵抗 30%,スタン / サイレンス攻撃確率 30% 増加

 

ザケンイアリング

 出血抵抗 30% 増加,出血攻撃確率 30% 増加、スタン/サイレンス 20% 増加,スタン/サイレンス攻撃確率 20% 増加

 

バイウムリング

 毒抵抗 20% 増加,毒攻撃確率 20% 増加、ホールド耐性 15% 増加,ホールド攻撃確率 15% 増加

 

QAリング

 毒抵抗 30% 増加,毒攻撃確率 30% 増加、ホールド抵抗 20% 増加,ホールド攻撃確率 20% 増加

 

フリンテッサネックレス

スリープ / 麻痺 / ショック抵抗 15% 増加,スリープ / 麻痺 / ショック攻撃確率 15% 増加、毒抵抗 25% 増加,毒攻撃確率 25% 増加

 

つまりフルアクセ状態だと

睡眠40%、出血70% スタン50% サイレンス50% 毒50% ルーツ35%

首をフリンテッサに変えた場合

睡眠15%、出血70%、スタン65%、サイレンス50%、毒75% ルーツ35% 麻痺15%

 

とここまで耐性が落ちてしまうのです。

また耐性が落ちる反面同じ確率だけ成功率が上昇します。

これにより同じアクセを装備してなおかつ耐性付防具を装備していないと

ほぼ食らってしまう状態になります。

 

ではここまでを踏まえてSグレード防具の耐性を確認します。

現在状態異常耐性についてはAグレード防具が安価で非常に優秀ですが

属性システム実装のためAグレードはごくごく一部の機会でしか使用できない為除外します。

 

インペリアル重セット

睡眠70%、ルーツ70%、(盾装備時、毒出血80%)

アルカナローブセット

スタン50%

 

ダイナスティ重(盾装備時、毒出血耐性)

シールド:スタン耐性

 

ダイナスティ軽装

ダガー:ルーツ耐性

ボウ:スタン耐性

エンチャ:睡眠確率増加

 

ダイナスティローブ

ヒーラー:ルーツ確率増加

エンチャ:睡眠確率増加

サモナー:スタン耐性

ウィザード:スタン耐性

 

 

ダイナスティセットの耐性や成功率の数値は現在まだ未確認ですが

大体Aグレード防具の値と同じ程度だと予想しています。

 

では防具のセット効果として耐性をもったものをもうすこしわかりやすく整理します。

 

睡眠耐性:インペリアル重

ルーツ耐性:インペリアル重、ダイナスティ軽ダガー

スタン耐性:ダイナスティ重シールド、ダイナスティ軽ボウ、アルカナローブ、ダイナスティローブウィザード、サマナー

麻痺耐性:無し

毒出血耐性:インペリアル重盾付セット、ダイナスティ重盾付セット

 

このようになります。

現在のオリンピアード出場者中

コンスタントにランキング上位に並ぶプレイヤーはほぼフルボスアクセ状態で出ている為

今後はこのように

+各種の耐性付防具を持ち歩く必要が出てくるのです。

例えば

フォースマスター系職業の防具には

どれもスタン耐性防具と毒出血耐性防具がありません。

デュエリストはライオンハートで1分の間これらに対してかなりレジストできますが

グランドカバタリはフォーティチュード一本でしのぐ必要があります。

長期戦になる対ナイト系にたいしてはこれは不利といわざるを得ません。

現在でも毒出血を一度に食らうとバッファー系は致命打になりかねませんし
HP、CPの多さが強みのデュエリストもシリエンテンプラーに対し
TODでCPが消えた後に毒出血でHP大幅減少やIKでCPが消えて出血でHPも削られて
負けてしまうことがあります。
またダガー職にもスタン耐性防具が用意されていないところも注目です。

睡眠攻撃もセット効果+エンパ+アキュの高速トランスは要注意になります。

前衛はルーツで固められてマナバーンで簡単にMPを飛ばされるなんてことにも注意しなければなりませんし

ヒーラーは逆にスタンを入れられてなすすべも無く敗れるということにも注意しなければなりません。

ファーストスローンでは

このように、相手に対し

自分も防具を変更して対応しなければ勝利が難しくなってくるのです。
そして現在のようなほぼ100%全ての異常状態に抵抗できるといった仕様にはならないということが

ポイントです。

 

つまり

このように各職の各装備に穴を開けることにより

じゃんけんシステムを推し進めていこうという仕組みになっているのです。

 

 

 

ですが

リネージュ2の開発サイドの理念に

「金を持っているものが結局強い」というものがあります。

 

それを証明するかのように

S80耐性アクセとして

スタン、毒、出血、睡眠、麻痺、ルーツ、恐怖に対して耐性をもつアクセが

実装されています。

つまり

自分の持っていない状態異常耐性装備やスキルをこれを付け替えることによって補うということになるのです。

 

わかりやすくいくつかの例を挙げましょう。

例えばフェニックスナイト、ヘルナイトであれば

まずシールドスタン、シールドスラムが要になってくるので

アンタラス、ザケンを押さえます。

対戦相手がWIZ系列であった場合

スペシンはスローからの高速詠唱が可能なので眠らない為にもインペ重セットを着用します。

相手はアルカナローブかダイナスティローブで来るはずなのでスタンは捨てます。

相手のスリープがチャンスの+12以上のクラスならヴァラカスかフリンテッサを装備

そうでなくインペセット+メンタルシールドで寝ない自信があるなら

S80恐怖耐性付ネックレスを装備が賢明でしょう。相手の引き狩りに対し弓で対抗することになるので

指はクリダメアップのQA、バイウム、相手のフィアーのかかりが良いならここも恐怖耐性アクセに

変えることになるかもしれません。

相手がスリープを狙わず逃げながら回復と主砲一辺倒で来るならこちらもアルカナローブを着用して移動速度を上げたほうが良いでしょう。

自分がデュエリストやグランドカバタリなら

相手が短剣職ならスタンを入れる為にヴァラカス所持者はネックレスをフリンテッサに

QAリングはブラッフスタンや出血を防ぐ為のS80耐性アクセに変えてしまうのもよいかもしれません。

このように弱点を補うようなS80耐性アクセ選びと

相手に合わせて属性防具、属性武器を選択というランクまでいったファーストスローンオリンピアード

優遇職のプレイヤーが

最初の常勝者になると予想されます。

 

 

どうでしょうか

これらの条件を満たすプレイヤーがいつ現れるかはまだわからないところですが

全サーバーを通じてもトップクラスにいる廃人達の中には

フレンジー育成をつかって、メインキャラレベル80、経験100%、SP500M~2,5G

総資産10G+といったプレイヤーも多いとは言いませんが複数名存在しています。

このクラスのプレイヤーはアデナで解決してしまえることなら一瞬で解決してしまうでしょう。

 

早めの準備と仲間内の連携が重要になりそうですね。

 

 

 

 

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