以前までの開始直前に完全回復する仕様とは違う為
ローブで入場し、ローブで準備を終えた者でしかMPMAX状態での
開始は出来ません。
なぜMPなのか？
それはデュエリストがナイト系列に対し
ダメージソースとなりえるのがソニック系スキルしか無く
その中でも盾防御不可能なTSSをいかに効果的に当てるかが重要だからです。
MP重視装備でなく試合をスタートした場合、
レベル80、フルボスアクセのデュエリストの最大MPは1753であり（実際は自己バフにMPを使うので
これよりも少ない）
この状態でのソニックスキルの使用回数は
TSSで約10回（TSSスキル消費MP165）
DSSで約15回（DSSスキル消費MP116）
ソニックブラスターで約28回（ブラスター消費MP58）
ソニックバスター、ストームで約16回(消費MP100）
となりますが
一般的なデュエリストは各個人が固有のスキルコンボと呼ばれる
スキル連携パターンを持っており各職に対しパターンにそった攻撃を行います。
例えると
ローブ職相手にかならず開幕からダッシュで近づいてTSS、DSSと連続で行う者もいれば
DSS、TSSの順番であったり、バスター、TSSというコンボであったり
違った体系では
まずストーム、ブラスターを撃った後にダッシュで近づいてTSSを使う
というパターンなどです。
近接職に対し瞬間最大火力を出す為によく使われている
代表的スキルコンボの一つ
8バスター、8ブラスター、8TSS、8DSSのコンボだと消費MPは約450となり
一試合中に4回でMP枯渇が起こります。
この中でTSS以外は盾防御が可能なため極端にダメージが落ちてしまいます。
ナイトは職性能的に高い防御力は持つ反面それほどCPとHP量が多く無い為
TSSの威力は十分な痛手となります。
このTSSを効果的なタイミングで当てることが出来るもののみが
ナイトに対し常勝する事が出来るでしょう。
デュエリストがTOL所持職であるエヴァズテンプラーやフェニックスナイトを苦手としているのは
TOLとUDをあわせたHP回復の為にスキル使用MPが足りなくなる為です。
具体的な対処法としては
ブラスター主体の攻めでMPを温存させTOL発動をさせた後に全力で攻撃する。
バスター、トリプルスラッシュのような低威力、消費MP大のスキルは使わない。
TOL発動付近までHPを減らし、そこからTSSDSSスタンとつなぐ。
ローブ装備で開始し、スキルコンボを撃ってから鎧に着替える。（TOD所持職にはCPを飛ばされ
すぐにHPにダメージが食い込んでしまう為ローブ開始は相当な注意が必要）
等がありますが
いずれもUDを使われてしまうと自己ヒール＋TOLからのHP全回復は免れないでしょう。
その時、TSSを使うMPが残っていなければ負け、かなり残っていれば勝ち。となります。
そしてナイト側は
いかにしてTSSを無駄撃ちさせるか（UDで受けたり、スラム、バッシュで止める）に
力を注ぐことによって以前より容易に勝利を掴むことができます。
また以前も紹介しましたが、高属性付与済みのOEフォカドラコとQA、バイウムを所持していると
より一層勝率が上がります。
さらにヘルナイトはシールドオブリベンジの威力が自分の攻撃力に依存するように
修正が入りました。
これによりフォゴ剣よりドラコ弓装備時にリベンジが発動すればより大きな反射ダメージを
与えることが可能です。
密着後真っ先にTSSを狙うタイプのデュエリストには盾で受ける事は不可能なので
最初はドラコ弓装備で食らい、その後すぐに盾、片手武器持ち変えを試してみるのも手かもしれませんね
デュリスト側は
ダークパンサーを倒すときにTSSの乱用を控えなければ
C特化型ヘルナイトに対してはMP枯渇に陥ることになります。
シリエンテンプラーは今までトップクラスの相手には通用しなかった毒、出血系スキル。
エンパ付与で成功率が向上した、ヘックス、パワーブレイクを使うことにより
シールドオブフェイス所持者はかなり優位に立てます。
デュエリストはこれらの攻撃的性格の強いナイトに対しては
スタンを使いこなせるか否かが勝敗に大きく左右します。
ファーストスローンオリンピアードでは
トップクラスのデュエリストでさえ
ナイトに対してはシビアなMP管理と各種スキルと装備の仕様理解が必要となります。
今までのように我武者羅にアタックスキルを使っていては全く勝ち目はないでしょう。
次回はウィザード系列に対する考察に進みます。
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